
住民税は「カード払い」と「コンビニ」でポイントが貯まる!
2017/06/23
住民税をコンビニ払いするかカード払いするとポイントを貯まるって知っていますか?住民税は結構高いので、ポイントが貯まるなら払ってやってもいいかって感じがしますよね(笑)。でも、よく調べてみたら、自分の場合はコンビニもカード払いもダメで、泣く泣く現金で払いました・・・。
Contents
住民税のコンビニ払いやカード払いを含む全支払方法
住民税にはいろいろな払い方があります。昔ながらの現金納付だけでなく、今やコンビニ払いやカード払いまでできる時代になりました。いい傾向ですね。ポイントが貯まる方法もあれば貯まらない方法には注意が必要です。確認してみましょう。
特別徴収
ほとんどのサラリーマンは特別徴収という給与天引きで住民税を払っています。この場合は特にポイントは貯まりません。ポイントを貯めるには、まず自分で払う普通徴収が絶対条件です。1年前くらいから特別徴収を厳格化する動きが強まっているので、サラリーマンの普通徴収は絶滅危惧種と言えます。
窓口納付(銀行、郵便局、税務署)
銀行や郵便局の窓口に納付書を持って行って住民税を払う方法です。税務署の窓口でもいちおう払えます。これもポイントは付きません。
コンビニ納付
コンビニのレジで住民税を払う方法です。単に現金で払うのではポイントは付きませんが、WAONやnanacoを上手に使うことでポイントを貯めることができます。
口座振替
銀行口座から自動で引き落としてくれる口座振替で住民税を払う方法もあります。いったん申請書を提出すれば毎年自動で引き落としてくれるので楽ではあります。でもポイントは付きません。
カード払い(yahoo公金支払い)
住民税をクレジットカード払いするには、yahooのサービスを使います。ネットで必要事項を入力し、クレジットカード払いを選択します。カード払いなのでポイントが貯めることができます。手数料よりカードの還元率が高いならカード払いを選択してもいいでしょう。
結論、コンビニかyahooの2択
いろいろ見てきましたが、住民税でポイントを貯めるには、コンビニで払うかカード払い(yahoo)のどちらかです。次の章で細かいやり方を見ていきます。
住民税のコンビニ払いでポイントを貯める方法。
住民税のコンビニ払いでポイントを貯める方法を紹介します。自宅に届いた住民税の納付書をレジで見せて払う流れですが、大事な点を確認していきましょう。
電子マネーで払う
住民税をコンビニで払うときに、現金ではポイントが貯まりません。大事なのは電子マネーを使って払うことです。コンビニでの税金クレジットカード払いはできないので、電子マネーを使うしかありません。
使える電子マネー候補も少ない
コンビニで使える電子マネーは多いですが、コンビニでの税金納付で使える電子マネーは限られます。セブン系列のnanaco、イオン系列のWAON、これから使える電子マネーの代表格です。
電子マネーへのチャージをクレジットカードで行う
ポイントを貯めるのは、ここが重要なところです。電子マネーで税金を払うこと自体にポイントは付きません。電子マネーにクレジットカード経由でチャージすることで、クレジットカードのポイントを貯めます。
nanacoやWAONのチャージでポイントが貯まるクレジットカード
この条件もハードルが高いです。nanacoやWAONへのチャージで使えてポイントが貯まるクレジットカードは相当絞られます。例えば、nanacoだとJCBはOKだけどVISAやアメックスはダメ、WAONだとイオンカードセレクトのみOKなど、制限が厳しいです。
ちょっと前に、nanacoとクレジットカード払いを併用する方法が大流行したため、nanacoカードへのチャージで1%以上ポイントが付くクレジットカードが激変してしまいました。もう、楽天カード1%、リクルートカード1.2%だけみたいですね。
(参考サイト→http://diamond.jp/articles/-/68709)
↓楽天カード
楽天カード入会で楽天スーパーポイントがもらえる!
イオンカードとWAONの組み合わせについても、「イオンカードセレクトじゃないとダメ」という細かすぎるルールがあります。規約がすぐ変わるので、最新の情報をチェックしてから申し込まないと怖いですね。
(参考サイト→http://okane-blog.com/waon01/)
↓イオンカードセレクト
イオンカード(WAON一体型)
私の場合、nanacoはセブンイレブンで作ったものの、クレジットカードがアメックスなのでアウトです(涙)。さっき、現金で払っちゃいました。
電子マネーから払える限度もある
nanacoの場合、チャージは最大5万円なので住民税が8万だと残り3万円は現金で払わないといけないです。これは面倒!nanacoを複数枚持てば大丈夫、センターに5万円あるから計10万円まで大丈夫、こんなテクニックを紹介している人もいるので、絶対ポイントを貯める強い意志がある方は調べてみてください!
住民税のコンビニ払いでポイントを貯める、まとめ
住民税をコンビニで払ってポイントを貯めるには、電子マネーにチャージするクレジットカードの条件が厳し過ぎますね。電子マネーもクレジットカードもすでに持っている人だったら試してみるといいと思います。
住民税のカード払いでポイントを貯める方法
住民税をクレジットカードで払ってポイントを貯める方法もあります。クレジットカード払いに対応していない自治体が多かったり、手数料がかかったりで、こちらもハードルが高いです。
yahoo公金支払いとは?
yahoo公金支払いは、水道や電気などの公共料金や税金や国民年金などをyahooを通じてクレジットカードで払う方法です。クレジットカードのポイントが貯められます。自動車税、固定資産税、ふるさと納税もここでの支払が可能です。窓口に出向かないで手続きできるのが便利ですね。
カード払い対応自治体が少ない
新しいサービスということもあって、住民税のカード払いに対応している自治体は少ないです。平成 28年8月現在だと、東京は市区10カ所に限られています。使えない都民のほうが圧倒的に多いですね・・・。
手数料がかかる
コンビニ払いとの大きな違いは、カード払いに手数料がかかるというデメリットがある点です。手数料は自治体によって異なっていて、東京都江東区の場合、住民税の決済手数料は最低54円で、納税額に比例して増えます。住民税が15万円だと、1,566円なので約1%です。
実質で得するかは微妙なところ!
手数料が約0.5%〜1%かかることを考えると、ポイントが貯めるという意味では微妙なところです。クレジットカードのポイントは1%のところが多いので、手数料とポイントで相殺されてしまいます。住民税や年金やふるさと納税でフル活用前提、還元率が1.5%のカードで100万円支払えば5千円分のポイントが着きますね。
住民税のコンビニ払いとカード払いでポイントを貯める、まとめ
住民税でポイントを貯める方法を紹介しました。簡単そうに見えるけど意外とハードルが高いと感じたかと思います。支払方法が多様化されて便利になっても、まだまだ税金で得するには厳しい時代みたいです。

作間 祐兵

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