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夏のボーナスの手取りを計算する方法。おおざっぱ&しっかりの2パターン。

2017/06/07

2017夏のボーナスの時期が近づいてきました。ボーナス額面からは社会保険料や税金が天引きされるので、手取りが気になるところです。手取りの見込みが分かれば、アレを買おうとか、旅行に行こうとか、アレコレ楽しく考えることができます。夏のボーナスが楽しみで待ちきれない方、必見です。

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夏のボーナスの手取り、簡単に見積もる方法

夏のボーナスの手取りを簡単に見積もる方法があります。もし、去年とボーナスの金額や扶養家族がいっしょなら、通帳記録や去年の賞与明細を見るのが早いです。天引きされる税金や社会保険のルールは2017年も2016年も似たようなものだからです。

うれしくてガッツポーズが出る人も多いかもしれませんね。

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夏のボーナスの手取り、しっかり確認する方法

2017夏のボーナスの手取りをしっかり確認したい、支給額や扶養親族が2016年と違うので去年の数字が参考にならない、こんな人は実際に手取りを見積もってみましょう。しっかり見積もりたい人、ざっくり見積もりたい人、どちらにも読んでほしいです。

夏のボーナスから天引きされるもの

夏のボーナスから天引きされるのは、健康保険料(介護保険料)、厚生年金保険料、雇用保険料、所得税、この4つです。

健康保険料(介護保険料)

毎月の給料と同様に、健康保険料(介護保険料)が差し引かれます。

もらえる予定のボーナスを千円未満切り捨て

保険料率を乗じる

その半分が天引きされる健康保険料

もし、仮に埼玉県の協会けんぽに加入している30代男性が393,939円のボーナスをもらえそうなときは、次のとおりとなります。

千円未満切り捨て・・・393,000円

保険料率9.87%を乗じる・・・38,789円

その半分が天引きされる健康保険料・・・19,394円

埼玉県の協会けんぽの保険料率は次のとおりです。

細かい計算が面倒なら、ボーナスの5%が天引きされる健康保険料だと思ってもOKです。

厚生年金保険料

夏のボーナスから天引きされる厚生年金保険料も健康保険料と計算方法はいっしょです。同じく393,939円で計算してみると次のとおりです。

1000円未満切り捨て・・・393,000円

保険料率18.182%を乗じる・・・71,455円

その半分が天引きされる健康保険料・・・35,727円

こちらもざっくり考えるなら、夏のボーナスの9%が厚生年金保険料として天引きされると思っていればいいでしょう。

雇用保険料

ボーナスの金額に、従業員負担率を乗じて天引きされる雇用保険料を計算します。農林水産業や建設業や清酒製造業は0.4%、それ以外は0.3%を乗じます。

ボーナスが393,939円で一般の事業なら、0.3%を乗じるので、1,182円となります。

端数処理や細かい率を気にしないなら、夏のボーナスの15%くらいがトータルの社会保険料として天引きされていると思っておけばいいですね。

源泉所得税

最後に、夏のボーナスから引かれる源泉所得税を計算します。前月の給料、前月の社会保険料、扶養家族、この3つに応じた率を乗じます。下の表のとおりです。

もし、前月の給料が30万円、前月の社会保険料が42,078円だとすると、基準となる金額は257,922円です。扶養家族がいない30代の独身男性を想定すると、この金額に6.126%の税率を乗じます。

257,922円×6.126%=15,800円

ここまでやるのは、夏のボーナスの手取りを見積もるだけなのに、細かすぎますよね。

【賞与の源泉所得税、かなりおおざっぱな税率】
〜35万円・・・10%
〜65万円・・・20%
〜85万円・・・30%

夏のボーナスの金額に応じて、上の目安の金額を乗じておけば、予定より手取り少なくて困ることはないでしょう。例に出した393,939円のボーナスをもらう人だと、約32万円が手取りとなります。同じような境遇の方は夏のボーナスから2割弱持っていかれると想定しておけばOKですね。

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夏のボーナスの手取りを見積もる方法、まとめ

夏のボーナスの手取りを見積もる方法を説明しました。ボーナスの金額や扶養家族が去年と変わらないなら去年の手取りを参考にすればいいです。もし、去年と事情が変わったならボーナスの金額に応じた計算方法があります。

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作間 祐兵

朝4時から始動する税理士、髪型は丸坊主。 面談やネットを通じて、お得な情報を届けることに全力を注ぎます。

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